医師・医薬品とテトウストレ
現在、世界の糖尿病研究の状況はどうなのですか?
● 糖尿病のための化学薬剤も日進月歩で進んでいます。しかし、それに比例して糖尿病性腎不全が増大し、今では腎透析の2/3 が糖尿病性腎不全の患者さんだといわれています。
● 海外では血液研究者として知られる松元博士は、化学薬剤の使用は患者血液で適性をみてから使用すべきだと訴えておられますが、製薬会社や政府は黙殺しています。海外では評価の高い研究が、日本ではペテン師扱いとなっており、歴史を待たなければならないでしょう。
● 東京大学医学部の門脇教授(糖尿病・代謝内科)は、アディポネクチンが細胞代謝を上げる(細胞のインスリンの効きが良くなる)ことを発見し、糖尿病やメタボリックシンドロームの治療に貢献しておられます。2013年10月末には、アディポネクチンの受容体を活性化させる物質を発見したことを発表されましたので、運動や食事制限ができない人の治療薬が、今後開発されると思われます。
● 日本人の食事が欧米化してから日本の糖尿病人口は鰻登りに増え、また、西洋医学では治せないことから、ようやく日本でも慢性病に対する代替医療が少しずつ広がってきています。この分野では日本は極めて遅れていますので、これから、サプリメントを含めた慢性病対策をアメリカやイギリスに学んでいくことでしょう。
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